テレビCMなどの多くの広告で、ニキビ薬が紹介されていますよね。
男性のニキビ対策として、ドラッグストアで市販されている塗り薬やクリーム、飲み薬は本当に効果があるのか?
疑問に思いピックアップしました。
男性ニキビ対策、ドラッグストアの薬
なかなか治らないニキビやニキビ跡は、自分にとってどんな薬が良いのかわからずに迷って、結局、薬剤師さんのいいなりや、CMなどで聞いたことがあるとか、ドラッグストアの棚の目立つところにある薬を買ってしまいませんか?
その薬で効果があればそれでも良いのですが、私の場合は複数タイプのニキビ薬と、化粧品、体質改善がとても効果的でした。
塗り薬は緩和効果、飲み薬は体質改善
市販薬だけにニキビ、ニキビ跡の完治を期待してはいけないので、現状から回復していく補助として考えておくことが大事です。
気軽に購入できるドラッグストアで買う市販薬は、塗り薬やクリームは症状を緩和効果、飲み薬は根本から体質改善、という認識でいました。
塗り薬 、ローションで、男ニキビを症状緩和
ゼリア新薬工業「アポスティーローション」
殺菌効果のあるベンゼトニウム塩化物、炎症を鎮めるグリチル酸二カリウム、肌の組織を回復させるアラントインなどが配合されています。
肌本来の保護機能を高め、肌荒れ、肌トラブルを起こしにくくしてくれます。
分類 | 第3類医薬品 |
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容量 | 180ml |
価格帯 | 1680円 |
ロート製薬「メンソレータム アクネージア メディカルローション」
古い角質を除去するサリチル酸、ニキビの原因菌を殺菌するエタノール、肌組織を修復する効果のあるアラントインが配合されています。
広範囲に使いやすいローションタイプで、無香料・無着色となっています。
分類 | 第2類医薬品 |
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容量 | 100ml |
価格帯 | 1260円 |
ライオン「ペアアクネクリームW」
ニキビの生成を抑え、炎症を鎮めるイブプロフェンピコノール、ニキビの原因菌を抑える殺菌成分のイソプロピルメチルフェノールが配合されています。
肌になじんで透明になるので、治療薬が目立ちません。
分類 | 第2類医薬品 |
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容量 | 14g |
価格帯 | 998円 |
小林製薬「ニキビ薬ビフナイトE」
ニキビの原因菌を殺菌するイソプロピルメチルフェノール、角質軟化成分イオウ、赤みや腫れを鎮めるグリチルリチン酸ジカリウムなどが配合されています。
分類 | 第3類医薬品 |
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容量 | 18g |
価格帯 | 1155円 |
そのほかにも、多くの、塗り薬が市販されてます。
- クレアラシル薬用アクネ シリーズ
- 佐藤製薬 アクネペールジェルLC
- アクネスラボ ニキビケア薬用アクネクリーム
- エバユースにきび薬
- dプログラム 薬用スポッツソリューションAC
- エイチアイエヌ エストラナイトクリーム
などなど、市販薬の塗り薬やローションは、殺菌して肌の状態回復が目的とされた成分が含まれています。
飲み薬で体質改善して男ニキビ抑制
小太郎漢方製薬「漢方ニキビ薬N コタロー」
腫れをやわらげ、膿の排出を促す清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)の漢方薬処方で、オウゴン、ケイガイなど、12種の生薬が含まれています。
熱を冷ます作用もあり、大きい充血性・化膿性のニキビにも効果的です。
分類 | 第2類医薬品 |
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容量 | 48錠 |
価格帯 | 1365円 |
エスエス製薬「ハイチオールCプラス」
L-システインとビタミンCがメラニンの過剰生成を抑え、沈着した黒色メラニンを無色化し、過剰にできたメラニンを排出してシミ・ニキビ跡(色素沈着)を治します。
全身の倦怠感や二日酔いにも効果があります。
分類 | 第3類医薬品 |
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容量 | 180錠 |
価格帯 | 4410円 |
武田薬品工業「ハイシーBメイト2」
肌荒れやニキビ対策の成分として脂質やたんぱく質の代謝を助けるビタミンB2、B6が配合されています。
コラーゲン生成に必要なビタミンC、肌の代謝を促すL-システインなども含まれています。
分類 | 第3類医薬品 |
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容量 | 40錠 |
価格帯 | 1134円 |
ライオン「ペアA錠」
体内の老廃物を解毒、排出する肝臓の働きを助けるグルクロノラクトン、ニキビ・肌荒れを改善する生薬ヨクイニン、肌の代謝を促すL-システインとビタミンB群が配合されています。
特に大人ニキビ対策に効果的です。
分類 | 第3類医薬品 |
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容量 | 60錠 |
価格帯 | 1512円 |
エーザイ「チョコラBBルーセント」
ビタミンCが600mg、L-システインが240mg配合されていて(1日量)メラニンを無力化してシミ・ニキビ跡(色素沈着)を緩和させます。
ビタミンB群により、肌の代謝も正常化し、肉体疲労時のビタミンCの補給にも使用できます。
分類 | 第3類医薬品 |
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容量 | 60錠 |
価格帯 | 1780円 |
上記以外の主なニキビ対策の飲み薬
- 第一三共 新エバユースB26
- 皇漢堂製薬 ビタミンBBプラス「クニヒロ」
- 皇漢堂薬品 ビタミンBB-L錠
- 興和新薬 デュアタイムコーワ
- 佐藤製薬 ビハク
- クラシエ薬品 ヨクイノーゲンBC錠
- 日本臓器製薬 マスチゲンBBゼリー錠
- 佐藤製薬 アスタビン<デルマ>
- 資生堂薬品 タフィーナH500
- 塩野義製薬 プロビキューレAC錠
以上が、市販されてる男性ニキビの塗り薬、飲み薬ですが、一度は聞いたことがある薬名も多く、ながく栄養補助として親しまれている市販薬が多いですね。
ひどいニキビの方は、皮膚科で診療を受けてる方も多くいらっしゃいます。
病院で処方されるニキビ薬についてまとめます。
ネットでも買える?皮膚科で処方されやすいニキビ薬
皮膚科で処方されるニキビ治療の外用薬には、クリーム、ローション、ジェルなど、いろいろなタイプがあります。
これらの塗り薬は、殺菌や炎症を抑え、角質を柔らかくするなどの目的で処方されます。
角質を溶かす薬でふさがった毛穴を開かせ、抗生物質などの薬でアクネ菌を殺菌するという仕組みです。
炎症を起こしているときは、抗炎症作用のある薬が処方されることもあります。
つけすぎによる刺激などが起こる場合があるので、用法・用量を守りましょう。
皮膚科で処方されやすいニキビの外用薬
リンコマイシン
一般名 | リン酸クリンダマイシン |
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商品名 | ダラジンT |
ニューキロノン
一般名 | ナジフロキサシン |
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商品名 | アクアチム |
クラリベル(Claribel)ダラシンジェルジェネリック1%
皮膚科で処方されやすいニキビの内服薬
皮膚科で処方される内服薬には、アクネ菌を殺菌する抗生物質が処方されます。
殺菌作用と抗炎症作用を併せ持つものが多く、一般的にビタミン剤、漢方薬などを組み合わせて処方されます。
マクロライド
一般名 | クラリスロマイシン、ロキシスロマイシン |
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商品名 | クラリス、ルリッド |
テトラサイクリン
一般名 | 塩酸テトラサイクリン、塩酸ドキシサイクリン、塩酸ミノサイクリン |
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商品名 | アクロマイシン、ビブラマイシン、ミノマイシン |
クラリスロマイシン(製品名:Synclar)250mg
ルリッド(Rulid)150mg
ビブラマイシン(Vibramycin)100mg
少し怖い抗生物質の副作用を知っておこう
すぐに効き目がある抗生物質のニキビ対策ですが、服用を中断すると再発することが多く、かといって長期服用すると下痢や便秘、肝機能障害などの副作用を起こす場合があると言われています。
抗生物質は副作用も強く、男ニキビ治療がすすんでも、他に体の不具合や体調不良が出たら台無しです。
そのため、薬を使っても繰り返しできるニキビに悩んでいる、長期間ニキビが治らないという男性は、ニキビに効果的なスキンケアの検討や、生活改善の見直しをして体質改善しましょう。
対症療法は塗り薬などで、根本治癒は生活改善と肌ケアです。
スキンケアに関しては、薬と併用することも可能なので、男ニキビに対して強い肌づくりをしていくことができます。