男性ニキビと睡眠の関係は?
男性のニキビに大敵なのが、睡眠不足と睡眠サイクルの乱れです。
NHKスペシャルでも特集されてましたが、現代人の多くが、複雑な社会システムの中で生活しているため、慢性的な睡眠不足を抱えています。
電車で眠っている方が多いですよね…。
男性ニキビ予防だけでなく、睡眠不足はヤバい!
眠るのは一日の疲れをとるだけに思われがちですが重要な役割があります。
睡眠は、体の免疫力を高め、成長を促進し、古くなった細胞を新しく作り変えていくのに必要な日常行動なのです。
睡眠中に脳では記憶を整理するはたらきもあるので、眠らないと物忘れやうっかりミスの可能性が高くなります。
睡眠不足になると体の免疫力が低下するため、病気にかかりやすくなり細胞の修復も進まなくなります。
肌に限って言うと新しい皮膚の再生が進まず、皮膚内部では免疫力の低下から男性ニキビの発生原因となるアクネ菌が増殖します。
ニキビケアのための効果的な睡眠方法
日本人は”睡眠時間が足りてない”という指摘が多くあります。
さらには、睡眠時間の長さだけではなく生活サイクルにおける睡眠する時間帯も、とても重要なことがわかってきました。
睡眠時間でニキビを治そう
できれば、7~8時間の睡眠を確保するようにしましょう。
寝ている間に皮膚細胞は活発に動き患部を修復していきます。
また、雑菌と戦う免疫力が高まるため、皮膚トラブルも少なくなります。
睡眠時間は人によって最適な時間が異なりますが、極端に少ないと体への負担が大きくなるので注意が必要です。
睡眠の時間帯でニキビを治そう
午後10時から午前2時までの間は成長ホルモンが分泌され、体の免疫機能が高まります。
この時間帯に寝付くことができるように早めに床につくようにすることで、男性ニキビを効果的に治すことができます。
寝る前に軽いストレッチを行なうと寝付きやすくなります。
睡眠方法を活用すれば、肌のトラブルもしっかり治すことができます。
不規則な仕事や夜勤でできてしまうニキビの対策法
不規則な勤務時間で日勤や夜勤が入り乱れたシフト勤務だったり、残業や接待などで仕事が忙しく帰宅時間も遅ければ、睡眠時間も少ないという男性は少なくありません。
社会人として頑張れば頑張るほど、睡眠時間は削られストレスは増大していく日本社会では、男性も女性も「大人ニキビ」で悩まされる人が増えています。
ニキビに悪い、新陳代謝の低下
睡眠時間が削られたり就寝時間が遅くなるなど、不規則な生活が続いてしまうとニキビやニキビ跡ができやすくなります。
これは、新陳代謝が十分に行われないからです。
私たちが眠っている間に行われる新陳代謝の中でも、肌細胞の新陳代謝が行われるのは、夜10時から深夜2時にかけての時間帯。
この時間帯にしっかり熟睡していれば肌細胞のダメージが修復されたり、肌の内側から新しい細胞が生成されるので肌トラブルを起こしにくくなります。
数日で大きな違いが!
睡眠不足でニキビがひどいという場合には、ぜひ、ライフスタイルを可能な限り調整して夜は早めに就寝できるようにしてみてください。
数日続けるだけでも、大きな肌質の違いを実感できるはずです。
「夜早く寝てしまうと、仕事が片付かない」「趣味の時間が持てない」という人も多いはず。
その場合には、夜型の生活から朝型の生活に変えるのも良いでしょう。
疲れ切った夜よりも朝の方が何をしても生産性は格段に良くなりますし、誰にも邪魔されずに趣味や仕事に没頭できるというメリットも期待できます。
そして、さらにニキビができにくい体質と肌になれるのです。